今回は期間工の失業保険の話をしていきますね。
期間工を退職したあとに、しばらく仕事をするつもりがない方は失業保険を貰わないと損します。
期間工で働いたお金で旅をする人や、次の仕事を始めるまで期間が開いている人は、失業保険を有効活用すると、期間工で働いた場合、だいたい月に20万円前後の手当が給付されます。
つまりニートしながら、毎月生活できるくらいのお金が懐に転がりこんでくるって話!
通常は失業保険を貰うまでには、7日間の待機期間や3ヶ月の受給制限はあるので、失業保険を貰うには3ヶ月間の待たないと行けないのですが、期間工で働いた場合は3ヶ月間またずに、速攻で失業保険が給付される可能性があります。
その辺の話を含めて、今回は期間工で失業保険を貰う話をしたいと思います。
- 失業保険が貰える条件とは?
- すぐに失業保険を貰う方法
- 貰える金額と計算方法
期間工で働いて失業保険を貰いたいなあーと思っている方はぜひチェックして下さい。
期間工で働いて退職して失業保険を受給して、また期間工に応募して入社後に再就職手当を貰って、甘い蜜を吸い続ける期間工ループについてはこちら
入社祝い金が高額な場合は、下手したら1ヶ月目の給料は100万円いく可能性があります。
Contents
期間工を退職して失業保険が貰える条件は?
失業保険の受給資格はある条件をみたした者にしかありません。
退職してから2年間を遡って、被保険者期間が通算12ヶ月以上あると受給資格があります。
過去2年間の間に通算12ヶ月以上なので、例えば過去2年間に間に9ヶ月間別の会社で働いていて退職したとします。
そして期間工で3ヶ月働いて辞めた場合は、合計12ヶ月になりますので、失業保険の受給資格があることになります。
被保険者期間とは、1ヶ月の間に働いた日が11日以上あることです。期間工は月に平均20日出勤しますので、単純に12ヶ月以上働いて辞めているかを基準に判断しましょう。
そして働く意思があり、求職活動を行っている必要があります。
失業保険を貰ったあとに仕事をする意思があるのかを確認するためですね。まあ失業保険を貰い終わったあとは、みんな仕事をすると思いますので問題ないです。
期間工は会社都合退職の場合6ヶ月で貰える
期間工の場合は期間満了で退職して「会社都合」で辞めた場合は、6ヶ月の被保険者期間で失業保険の受給資格があります。
「自己都合」と「会社都合」の失業保険の受給資格条件を簡単にまとめると
- 「自己都合の場合」→過去2年間に遡って11日以上働いている月が12ヶ月以上ある
- 「会社都合の場合」→過去1年間に遡って11日以上働いている月が6ヶ月以上ある
また失業保険を受給するにあたり、待機期間と受給制限と呼ばれる物があります。
待機期間とは、ハローワークで手続きをしたあとに、7日間の待機期間と3ヶ月間の受給制限の後に、失業保険のい受給が始まります。
なので失業保険を貰うまでに、3ヶ月はかかる計算になります。
しかし上記のケースは「自己都合退職」の場合です。
「会社都合退職」の場合は3ヶ月間の受給制限なしで、失業保険が貰えます。
すぐに期間工で失業保険を貰うには?
失業保険を受給するためには、会社から離職票を貰わないといけません。
そしてこの離職票を貰うときに注意点があります。
それは「会社都合」にして期間工を退職することです!
退職の際に、自分の意思で退職する「自己都合」と、会社の意思で退職する「会社都合」があります。
そして離職票には自己都合なのか会社都合なのかを書き記されます。
会社都合で辞めた場合は、失業保険をすぐ受給できるのですが、自己都合退職の場合は違います。
もし自己都合で辞めた場合は、3ヶ月の待機期間があり、期間工を辞めて失業保険の申請をしてから3ヶ月後にやっと失業保険が貰えます。
なのですぐに失業保険を受給したい方が、必ず「会社都合退職」にしましょう。
期間工の場合は契約期間工が決まっています。大体3ヶ月更新か6ヶ月更新です。
更新のタイミングで辞めたら、会社都合で辞めることができますので更新のタイミングで退職するといいです。
会社側が契約更新して欲しいけど本人は辞めたい場合でも、会社都合退職にして貰える傾向にありますので、必ず人事の人に相談してくださいね。
もし会社都合ではなくて、自己都合にされた場合はどうしたらいいのか?会社に契約更新を断られて期間満了した場合でも、自己都合を書かれてします場合があります。その場合は必ずハローワークに「会社側に契約更新を断られて、期間満了で辞めました」と伝えて下さい。そうすると3ヶ月の待機期間がなくなる可能性があります。
期間工で失業保険を貰う流れ
ハローワークで手続きをする
期間工で退職して離職票を貰ったら、すぐにハローワークに行きましょう。
失業保険を早く受給するためには、早く申請するほど、受給する時間が早くなります。
離職票は大体退職して2週間くらいで自宅に届きます。
退職する際に離職票はいりますか?と言われますので、必ず貰いましょう。
必要な物
- 離職票
- 雇用保険受給資格者証
- マイナンバー
- 本人確認書類
- 印鑑
- 写真2枚
- 普通預金通帳
雇用保険説明会に参加する
失業保険についての説明会がありますので、必ず参加しましょう。
説明会のあとは都道府県によって違いがありますので、説明会には必ず参加しましょう!
期間工の失業保険はいくら貰える?
期間工の失業保険で貰える金額はだいたい20万円前後になります。
計算方法としては
退職前の6ヶ月間の給料の合計を180で割ります(賃金日額)
そして割った金額の6割〜8割が貰える日額✕所定給付日数が貰える合計になります。
なので簡単にいうと、貰っていた会社の給料の6割〜8割が手当です。
期間工の給料が30万円ならば、20万円前後が失業保険で貰える計算になります。
また失業保険を受給して、残りの支給日数は45日以上で、また3分の1以上残っている場合に再就職した場合、再就職手当と呼ばてる金額が貰える可能性がなります(その他の条件もあり)
失業保険は知っているけど再就職手当は知らないって人は結構いますので、詳しくは「期間工の再就職手当」で解説しています。
貰える物は全て貰っておきましょう。
期間工のおすすめメーカーの選び方はこちら