今回はなぜ毒親は自覚がないのか?をテーマに心理学的な解説もいれつつ、毒親がなぜあなたを否定したり、干渉したりするのか、まとめてみました。
- なぜ毒親は自覚がしないの?
- 毒親に自覚させる方法は?
- 毒親は治る?
上記について詳しく解説します。
毒親と距離を置いたら治ると耳にした人も中にはいるかもしれませんが、あれは脳の錯覚ってことについても触れて行きます!
毒親育ちで(母親・父親)一緒に住んでいて苦しんでいる人、もしくはもう毒親の元からは離れたけど、ふとした時に記憶が蘇り苦しんでいる人
そんな人に一番読んでもらいたいです。
毒親は自覚がないの?
基本的に毒親って自覚がないんですよ。なぜかと言いますと、自分は愛情を持って子供に接していると信じているからです。
まあ愛情は愛情でも、完全に歪みきった愛情とは夢にも思ってないですけどね。
なぜ夢にも思わないのか?心理学でサンクコストといいます。子供にそそいだ愛情を、歪んだ愛情と認めてしまったら、自分を否定する事になるからです。なので全力で子供を否定して、自分の愛情を正当化します。
なので毒親は自覚がないのです。
毒親は残念なことに、受け取る側の子供が愛情と感じていないなら、それは毒親の自己満足という真実に関しても、自覚がないんですよね。
毒親に自覚させる方法はないの?
毒親に自覚させる方法の一つとしては、協力者と一緒に毒親と戦うことです。一人は正直きついですよ。
人間は第三者の言ってる事を、信じやすいです。これを心理学でウィンザー効果と呼びます。
なので自覚がない毒親に自覚させるには、あなたが本人に直接言うのではなくて、協力者を見つけて複数で毒親に訴えかけると、心理学的に毒親ってことを自覚させやすい傾向にあります。
ただ自分が毒親だという自覚がないのが一番怖いわけであり、何をしでかすか、想像もつかないので危険も伴います。ヒステリックを起こして、聞く耳を持たない可能性は高いです。
毒親は治らない!子供を否定し続ける
毒親が治らない理由の一つとして、今までの自分を否定することになるからです。
心理学で説明しますと、サンクコストといいます。
例えば1時間待ちの人気ラーメン屋に並んでたけど、「さすがに長過ぎるなーでも、今のところ20分も待ってるからなー」と、並ぶことを諦めないことです。せっかく20分も並んだ時間が無駄になってしまうと、脳が錯覚するから、このような行動を取ります。
毒親に置き換えて考えてみますと、毒親が愛情だと勘違いして、子供に人生(時間)とお金が全て無駄になってしまいます。
だから絶対にそんな事はさせないと、逆に必死になって子供を否定して、怒り散らかして、ヒステリックをおこします。
自分の意見が正しいと思って、子供に毒をふりまくのには、上記のような心理が毒親の心に隠れています。
いくらあなたが、ホントに毒親に苦しめられていることを、本人に伝えた所で毒親は信じてくれません。
自覚がない毒親に自覚させるのは、かなり難しいですし、毒親を治すのは難しいです。
距離を置いたら毒親は治る?
人はしばらく合わなくなると、罪悪感や印象が段々と薄れていきます。しかし脳の錯覚です。騙されないように!
毒親に苦しめられた事実は変わりませんし、ふとした時に毒親から苦しめられた、記憶よみがえり、首を締め続けます。
干渉や否定が落ち着いたからといって毒親と仲良く接したら、最初はよくても段々とエスカレートしていきます。足元見られるんですよね。
毒親が治ったと思って、昔と同じように接したら「あっまた干渉してもいいんだ」と勘違いされますので、距離感を保って毒親と関わるようにしましょう。
それに距離をおいたら、しつこく電話をかけてきたり、家にいきなり押しかけてきたりと、毒がより一層濃くなる毒親が中には存在します。
そんな毒親に関しては絶縁を検討したほうがいいのかも知れません。毒親と距離を置いて、新しくスタートした、あなたの人生を奪われます。毒親の自覚がない毒親から逃げよう。
毒親から脱出する方法はこちら!
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